暗い闇の底・・・・。


















リアリティ9














「うわー・・今日はやけに寒いと思ったら・・・」
岳人が教室の窓から外を眺めて言った。
「雪が降ってるじゃねえか・・・」
珍しいな・・・・。っと、付け加える。
小さな雪だけれど、確かに降っていた。
この様子なら30分もしない内に降り止むだろう。

「雪だ・・・・」
岳人とほぼ同じ時間に、ジローも窓を見ていた。
「・・・・・・・・・・・」
ジローはしばらく雪を眺めていたが、眠くなったのか自分の机の上に体を預け
伏せた状態になった。
さんが見ていたら、きっと喜ぶだろうな・・・・」
誰に対して言っているわけでもなく・・・・呟いてみる。
これを独り言という人もいる。


が深い眠りについて、2週間が経つ。
忍足も何とか学校に来るようになった。
そして、毎日のお見舞いにも行っている。
ほとんどいつも通りだ。
が居ないことだけを抜いては・・・。

「侑士!」
昼休み、岳人が忍足のクラスを訪れた。
忍足は扉の方へ顔を向けた。
「なんや?」
「今日もの所行くんだろ?俺もついて行くからな!」
「決定しとんか・・・・」
「もち」
「ええんやない?の親父さんも喜ぶやろ」
やったっと声を上げて喜ぶ岳人。
その姿に忍足は苦笑いする。




授業が終わりHRも済んだとき、忍足はすぐにの家に行く準備をした。
しかし岳人のクラスを通りかかったとき・・・。
「侑士!侑士!」
「ん?」
岳人に呼び止められて忍足は足を止める。
「なんや?」
「居残りに手伝いやってくれねー?」
岳人の発言で忍足は苦虫をかみしめたような顔をする。
「岳人・・・今日は諦めや」
「やだ!」
「あんなー・・・・自業自得とちゃうん?」
「そうだけどさ。今日、どうしても行きたいんだよ・・・」
岳人が頼む!と言わんばかりに手を合わせる。
「30分だけやで?」
その言葉を聞いて岳人は顔をキラキラと輝かせた。
「サンキュ」
「ただしやで。30分きったら俺はのところ行くで?」
「分かってるって♪」





やっと、落ち着いた日常が送れるようになりました・・・。

さあ・・・どう、茨の道を切り開き、
王子はどう姫に会うのでしょうか・・・?





to be continuation.








愚痴なんですけどね・・・。
正直、書いていて辛いです。
『なら、何で書いたんだよ』
と、思うかもしれません・・・・。

本当はこんなシリアスな話しではなかったんです。
本当はちゃん、眠り姫なんかにはならなかったんです。
話しが一人歩きしてしまって・・・
「こんなはずじゃ無かったのに・・・」と、自分で思っています。

これは2番目に人気の作品です。
皆さん、メールフォームでよく、感想を送ってくれます。
「続きが気になります」
って、書いてくれるんです。
嬉しいです・・・
嬉しいけど辛いです。

それは何故か・・・・。
さんがあまりにも不幸すぎるから。
こんな辛い話しにするはずではありませんでした。

裏に回そうと思っています。
まだ決定ではないので何とも言えないのですが・・・・・。
もしよろしければ皆さんの意見をお聞かせ下さい。



感想があれば・・・。
誤字脱字もあれば教えて下さい。

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