手に入れは幸せは








『本物』だったのでしょうか?





























































リアリティ5











<side 跡部>


偶然だった。
たまたま、部活の帰りが遅くなって
たまたま、通りかかった公園にが居た。
顔一面痣だらけでがどんなに酷い虐待を受けていたが一目で分かった。
このままを放っておけなかった。
だから声を掛けた。



<side 



跡部の家の玄関前まで来た。
でかい家・・・。いや、豪邸か・・・。
第一印象がそれだった。
流石は跡部家・・・・。
お金持ちは違う。
そんなこと思っていたら跡部が
「何ボーっとしてんだ」
って、言われた。
家の中に入ったらメイドさんが部屋まで案内してくれた。
案内されたのは気品のある客室。
客室、っていう表現は変だな・・・。
テレビやベットなんか揃っているし。


部屋で少しくつろがせてもらっていたら、ドアをノックする音がした。

ドアが少し開いて、跡部が入ってきた。
「お前の親に連絡しといたぜ」
「父さんなんて?」
「ここにしばらく泊めておいてもらえないかって」
何故そんなことを言うのだろう?と思った。
そうしたら跡部が
「『このまま家に帰っても、は無理をするだろうし。
 何よりの信頼できる人なら安心だ』って言ってたぜ」
「ふーん・・・」
父さんには感謝しなくちゃ・・・。
私のこと良く分かってくれている。
、その痣はどうした・・・・?」
急に跡部が痣のことを聞いてきた。
「顔まで痣が広がるなんて、滅多な事じゃないだろ」
跡部の表情は真剣そのものだった。
「・・・・・・・・・」
「だんまりを決め込むつもりか?」
私は無言のまま跡部を見た。
「・・・・・忍足が関係してるんだろ?」
私は図星をつかれ、表情を歪めた。
「はぁ・・・・」
跡部は軽いため息をついた。
「図星なんだな」
「そうですよーだ」
私は頬を膨らませて言った。
跡部はフッと笑った。
「何が可笑しいのよ」
「やっとらしくなったな」
クククっと跡部は笑っていった。
「さて」
「ん?」
「ここからが本題だ、
跡部がまたまじめな顔をする。
それにつられて私の顔を強ばる。
「お前、これからどうするつまりだ?」
私の問題。
これからどうするかと言うこと。




<side 忍足>


「バカやなー俺」
を傷つけてしもうた。
それだけはしてはあかんかったのに・・・・。
俺は自分のことしか考えてへんかった。
「ごめんな・・・・
本人がおらへんのに、謝ってもしょうがあらへん。

自嘲気味に笑って、前髪を掻き上げた。
俺はこれからどないすればええんやろ・・・・・。




<side 跡部>


「お前、これからどうするつもりだ?」
俺はに問いかけた。
「・・・・・・どうしようか?」
「俺が聞きてえよ」
の答えにうんざりする。
「ま、とりあえず跡部の家にしばらく御邪魔させてもらうよ」
は、はっきりした口調で言った。
「学校はどうするんだ?」
「それは痣が引くまでお休み」
「いいのかよ?そろそろテストだぜ?」
「跡部にノート見せてもらう」
「・・・・・・・」
は本当に頭の回転が速い奴だ。
学年2位だけはある・・・。
「かり1つ」
「はい?」
「だから、俺に借り1つ」
はビックリしたような顔をした。
その後、げんなりした顔になる。
「・・・・・・あんたに借りを作るなんて、不覚だったわ」
「ふん」



















そう・・・・・。
人形は一生懸命、自分が元気であるように振る舞いました。



しかしそれにも限度があります。






人形が壊れてしまうのは時間の問題・・・・。




誰もが一目見て思いました。










to be continuation.






※ちょっと注意

跡部は別にさんに恋心を抱いていません。

さんは跡部のことを、忍足兄さんの次に信頼してます。
だから、簡単に家に泊まっています。

忍足兄さんと跡部のVSドリームではありません。

以上。






















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