自分が信頼されていない・・・・。

事実、最初にそう思った。

















































リアリティ2


















が学校に来るようになった。
それはそれで良かったやけど。
けれど俺は・・・・何か違和感みたいなモンを感じる・・・・。
明か、は無理をしとる。

この前、何で無理をしとんか聞いてみても
「大丈夫だよ」
と、返されたたし。


「はっ」
小さく息を吐く。
「どうしたの?」
目の前に悩みの種の本人が現れた。
「どないもしてへんよ」
「嘘だー」
は語尾の音をあげて言う。
「ホントやって」
そう、俺が言うとは渋々了解した。
人のことより自分のことを話して欲しいやけど。
とは、本人の前では言えへん・・・・。
「ほんま・・・なんやねん」
消えそうな声で呟いみた・・・。






辺りはもう、真っ暗やった。
俺は家に帰っている途中、見覚えある人に出会った。
「君は、侑士くんか?」
「はい・・・・そうですが・・・の親父さんですか?」
「ああ、そうだ。覚えていてくれたか」
の親父さんはとても若く見える。
実年齢は40歳代なんやけど、外見は30歳代くらい・・・・。
「最近、の調子はどうだ?」
「・・・・・まぁ・・いいみたいですけど・・・」
「・・・・・・・・・その口調と表情だと、何か不安があるみたいだな・・・」
・・・・バレバレやん。
でも・・・・が何で無理をしとんのか・・・・俺は知りたかった。
「あの・・・・、最近無理しとるようにみえるんです」
「・・・・・」
「何かあるんでしょうか・・・・・?」


親父さんは大きく息を吐いた。
「やっぱりか・・・・」
やっぱり・・・ちゅーことは・・・・
「何か・・・・」
「・・・・は・・・・妻に会うんだ・・・・」











夜の静寂が・・・・俺を包んだ・・・・。



















「多分、そのことでは悩んでいる・・・・」
俺の頭中に色々な思いがよぎる・・・。
何ではその話しを俺にしてくれへんかったんやろうか・・・
俺はそんなに信用されてへんのんやろうか・・・・
「侑士くんが気に病むことは・・・・」
「そおでしょうか・・・・?なら、何では俺に話してくれへんのんでしょう?」
親父さんは黙ってしもうた・・・・。
「今からちょうど1年前」
急に親父さんは話し出した。
「・・・・は、妻に会ったんだ・・・・」
「それで・・・・?」
「妻は・・・・カウンセリングを受けている途中で、
 は妻に会いに行くと言ったんだ」







「母さん、久しぶり」
「えぇ。そうね」
「元気にしていた?」
「あなたの方は?」
「うん、まあまあ。父さんも元気だよ」
ガシャン!
「ど、どうしたの・・・・?」
「・・・・・・・まだ、あの人と一緒にいるのね・・・」





「その後、は背中に8針縫う、大けがをしたんだよ・・・」
親父さんの話によると、の言葉がきっかけで

は不安なのだと、そう思おた・・・。
あの時と同じにならないか、と・・・・。
せやけど・・・何で俺に相談してくれへんかったんやろう?
疑問は残った・・・けれど・・・・・?









心 に 何 か が 広 が っ た ・ ・ ・ ・ ・ ・






to be continuation.











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送