さーて。
空でも飛びますか。








飛行少女






「何?宍戸」
「お前・・・・バカか?」
突然のことを馬鹿呼ばわりする宍戸。
「バカ!?私は至って普通ですよ」
焦りながらも否定する
「じゃあ何だよ・・・この、将来の夢に書いてあること」
宍戸はの小学校の時に作った、
卒業文集を見せた。
そこにはクラスの将来の夢が載っていた。
「将来の夢 空を飛ぶこと」
は恥ずかしそうに顔を隠した。
「それは小学校の時でしょ」
「だからといって、『空を飛ぶこと』は
 無いとおもうぜ・・・」
「いいじゃん。」
別に・・・と、最後に続ける。
「今もその夢は変わってないんだろ?」
「ず、図星を・・」
のしょんぼりした様子を見て宍戸は笑った。
「わ、笑うこと無いじゃんか!」
「すまねえ・・・あんまりにも可笑しいから」
は頬を膨らませてすねてみる。
しかし、その様子も宍戸にうけて馬鹿笑いする。

「でもよ」
「ん?」
の機嫌も収まり、一段落ついたところに宍戸が話しかけてきた。
「何で空を飛びたいんだ?」
「うーんと」
は視線を上に上げる。
「小さい頃ね、熱気球に乗ったの。
 そうしたらすっごく景色が綺麗で!」
は力強く語り始めた。
「だからね、人間も鳥みたいに空が飛べると良いなーと思って」
「ふーん」
「それともう一つ理由があるんだけど・・」
赤面した顔では言う。
「何だよ・・・それ」
「う、とね。
 空を飛べたら、好きな人の所へいつでもいけるから・・・」
「なっ!!!」
宍戸も顔を真っ赤にする。
全く・・・・・初々しい二人だ。

「別に、空、飛ばなくてもいいじゃなえか」
「え?」
「いつでも俺はお前の側にいるから」








fin







微妙・・・(−−)
私も書いたなー・・・・卒業文集。
アホらし。


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